家賃の交渉術についてご紹介します。
家賃の交渉
賃貸住宅でもっとも一般的な条件交渉が、家賃の値下げ交渉です。 家賃にはもともと明確な基準がなく、貸主や不動産管理会社が近隣の相場と照らし合わせ、 決めているだけです。 ですので、交渉次第で値下げしてくれる可能性があるのです。
具体例
賃貸住宅でもっとも一般的な条件交渉が、家賃の値下げ交渉です。 家賃の交渉では「もう少しだけ家賃下がりませんか?」などと交渉することとなりますが、 明らかに無理な値下げ交渉をするのはよくありません。 貸主や不動産業者からこの人は常識のない人だと思われたり、家賃を支払っていけるのか、 などと思われてしまうと、条件交渉どころか入居審査に通らなくなってしまいます。 例えば、家賃6万円の物件で「1万円下がりませんか?」というのは無理な交渉ですが、 家賃20万円の物件なら1万円程度、交渉次第で値下げしてくれる可能性はあります。 ですが一般的には5千円以内で交渉するのが常識でしょう。 家賃6万円なら3千円以内が常識の範囲内だと思います。 最初は多めに値下げ額を言ったほうがよいと言う人もいますが、それで上手くいく可能性も あるのですが、逆効果になることもあります。 気に入った物件ほど、無理な条件交渉は控えたほうが良いでしょう。
日割り家賃を交渉する
賃貸借契約は月初めの1日からとはいきませんので、最初の月は契約日(入居可能日)から 日割り計算で家賃を計算することとなると思います。 例えば3月20日が家賃発生日(契約開始日、入居可能日)の賃貸物件で、もしも4月1日 から入居したいような場合は、「家賃発生日を4月1日からお願いできませんか?」などと 交渉してみる価値は十分あります。 その時期や物件にもよるのですが、審査通過日から2週間ほどならば家賃発生日を遅らせて くれる可能性があるでしょう。